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新改訳新約聖書(1965年版) - ローマ人への手紙 - ローマ人への手紙 7

ローマ人への手紙 7:7-19

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7それでは、どういうことになりますか。律法は罪なのでしょうか。絶対にそんなことはありません。ただ、律法によらないでは、私は罪を知ることがなかったでしょう。律法が、「むさぼってはならない。」と言わなかったら、私はむさぼりを知らなかったでしょう。
8しかし、罪はこの戒めによって機会を捕え、私のうちにあらゆるむさぼりを引き起こしました。律法がなければ、罪は死んだものです。
9私はかつて律法なしに生きていましたが、戒めが来たときに、罪が生き、私は死にました。
10それで私には、いのちに導くはずのこの戒めが、かえって死に導くものであることが、わかりました。
11それは、戒めによって機会を捕えた罪が私を欺き、戒めによって私を殺したからです。
12ですから、律法は聖なるものであり、戒めも聖であり、正しく、また良いものなのです。
13では、この良いものが、私に死をもたらしたのでしょうか。絶対にそんなことはありません。それはむしろ、罪なのです。罪は、この良いもので私に死をもたらすことによって、罪として明らかにされ、戒めによって、極度に罪深いものとなりました。
14私たちは、律法が霊的なものであることを知っています。しかし、私は罪ある人間であり、売られて罪の下にある者です。
15私には、自分のしていることがわかりません。私は自分がしたいと思うことをしているのではなく、自分が憎むことを行なっているからです。
16もし自分のしたくないことをしているとすれば、律法は良いものであることを認めているわけです。
17ですから、それを行なっているのは、もはや私ではなく、私のうちに住みついている罪なのです。
18私は、私のうち、すなわち、私の肉のうちに善が住んでいないのを知っています。私には善をしたいという願いがいつもあるのに、それを実行することがないからです。
19私は、自分でしたいと思う善を行なわないで、かえって、したくない悪を行なっています。

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